1990年 沖縄

DOGMA 65.1 に乗る後輩が、贅沢なことにクロモリも欲しいと言い出した。ネットオークションなど、あれこれ検索していると、「レストアの森 SHINKAI CYCLE」で、自分にピッタリの三連勝を見つけてしまった。

このブログでも「三連勝の想い出1~5」に書いているように、陳腐な言い方ではあるが、三連勝はぼくの青春そのものだった。雲ケ畑花脊など京都の山々を走り、琵琶湖や霞ヶ浦、沖縄、そして米国サウスキャロライナ州など、四半世紀にわたり大切に乗り続けていたが、事情により手放してしまった。

今乗っている COLNAGO C59 にはなんの不満もないが、やはり、日本の伝統工芸品と言っても過言ではないクロモリのハンドメイドにいつかまた乗ってみたい、できれば三連勝を買い戻したいと心のどこかでずっと思っていた。

なかなか見つけることができないぼくの小さいサイズと、なかなか見つけることができない後輩の大きなサイズの三連勝が、2台まとめて、しかも、国宝級の極上コンディションで目の前に鎮座している。国宝級の三連勝の動態保存に協力させていただくのは国民としての義務であると迷わず継承させていただいた。

「明日に向かって走れ!! Riding with COLNAGO C59」と銘打ったこのブログのタイトルは今後「明日に向かって走れ!! Riding with COLNAGO C59 & 3RENSHO」 と変更します。

追伸: このたび継承した三連勝に早速35年前のSan MarcoのRollsを付けてみた。このRollsは1990年沖縄の画像の Rolls そのものであり、青春が一気に蘇る。画像ではノーズがちょっと下がり気味だが、この後、再調整して良いポジションになった。

三連勝の想い出1
三連勝の想い出2
三連勝の想い出3
三連勝の想い出4
三連勝の想い出5