2020年7月26日(ぼくの52回目の誕生日)から、趣味で走る自転車の1kmを10円に換算して、困っている人々の支援活動に寄付することにした。自分の誕生日を基準に1年間、今年も元気に過ごすことができましたと感謝の気持ちを込めて。
第1期(2020年7月26日~2021年7月25日)は3296.11kmを走り、32,961円を認定NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむに寄付したが、第2期(2021年7月26日~2022年7月25日)は1653kmと約半分に終わってしまった。週末に用事があったり、天気が悪かったり、体調不良だったり、理由はあるが距離が伸びなかったのは残念である。
第2期も同じところに寄付するか、他の活動に寄付するか考えているときに、ぼくがよく参考にしているジャーナリストら複数の人々が法務省の法制審議会で家族をバラバラにする法改正(改悪)が進んでいると警鐘を鳴らしているのを目にするようになった。「離婚に伴う子の養育のあり方」について、「共同親権」とするべきか「単独親権」とするべきか。
この自転車ブログで詳細を論じるつもりはないが、先進国で一般的な「共同親権」のほうが望ましいと思われる。しかし、日本は子供の気持ちを考慮しない「単独親権」が主流であり、しんぐるまざあず・ふぉーらむの理事長も審議会に参加して「単独親権」を強化しようとしているようだ。つまり、シングルマザーを支援したいがあまりに、父親を想う子供の気持ち、子供を想う父親の気持ちを蔑ろにする法改正(改悪)を進めているということか。
もちろん、シングルマザーへの経済的支援や安定した職へのスキルアップ支援などは重要な活動であり成果を上げていると評価はするが、今回は他の活動に寄付することにした。
肢体障害のある子供たちに義肢を提供するなどの支援をしている一般社団法人ハビリスジャパンに本日ATMから17,000円を寄付した(1000円単位ということで切り上げて)。わずかな金額だが、義肢を装着することで、お友達と一緒に走ったりキャンプに行けるようになったり、自転車に乗れる、キャッチボールができる、鉄棒ができる、料理ができる等々、障害のある子供たちの活動が活発になり、可能性が広がることの一助になれば嬉しい。
第3期(2022年7月26日~2023年7月25日)も走り続けます。