Onderneming is de beste Meesteres.
「冒険は最良の師である」榎本武揚
少年は夏休みの冒険を経験して大人へ成長していく。遠くの親戚の家にひとりで電車を乗り継いでお泊りに行く。蝉を100匹キャッチ＆リリースする。海で遠泳にチャレンジする。冒険はなんでもいい。普段より頑張ったことが成長につながる。
夏になるとウキウキそわそわし出す53歳のおっさんも54歳の誕生日を目前に何かに挑戦したくなった。
よく走る江戸川サイクリングロード～関宿城リターンはちょうど100km。たまに走る霞ヶ浦1周は130km。2020年には江戸川～利根川で160km（100miles=センチュリーライド）を走った。
「よし、2022年夏は200kmライドに挑戦するぞ！」と決意して迎えた海の日の三連休は天気が悪いと週間天気予報はずっと言っていたが、実際は日曜日も月曜日も良い天気になった。ほんとうは土曜日にゆっくりして、日曜日に200kmライドに挑戦し、月曜日にまたゆっくりするつもりだったが、木曜日に背中を痛め、金曜日に悪化してしまった。
この三連休は無理と諦めていたが、天気も背中も奇跡的に回復したので、月曜日（海の日）に決行することした。
朝の6時過ぎに家を出て小菅拘置所の横を抜けて荒川サイクリングロードに出る。4号日光街道の橋で右岸に渡り、あとはひたすら走る。岩淵水門、朝霞水門を経て秋ヶ瀬橋を渡る。秋ヶ瀬公園を抜けるとのどかな田んぼが広がる。快適なサイクリングロードもあれば、連日の雨でぬかるんだところもある。自転車がすれ違えないほど両側から雑草が繁茂している道幅の狭いところ。トトロのトンネル、青空、曇り空。突然、舗装が途切れたオフロード。
ひたすら走り続け、Lezyneのサイクルコンピューターが100kmを示したところは旧川本町（深谷市と合併）の高齢者福祉青少年活動複合施設「もくせい館」の天文台が見える田んぼの畦道だった。
そこから折り返してさらに100km走る。途中で前輪がパンクしたが秒速で直して即再スタート。榎本牧場でソフトクリームを食べたかったが、並ぶのが嫌で断念。走り続けること約12時間で200km超を走って無事帰宅。本当は10時間を目標にしていたが、連日の雨でぬかるんでいるところや見通しの悪いすれ違うのも危険な狭いエリアも多かったので、スピードが出せなかった。
しかし、この年齢で200km超を走れたことが何よりも嬉しい。少年は夏休みの冒険で大人へ成長するが、もうすぐ54歳になるおっさんは心身ともに5歳くらい若返ったような気がする。
動画はこちら
本日の走行距離 202.30 km
2021年7月26日からの累積走行距離 1653.00 km
寄付予定額 16,530円
2022年1月1日からの累積走行距離 920.90 km
2020年7月26日からの累積走行距離 4949.11 km
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