新嘗祭の今日、今の自分がどこまで頑張れるのか、試してみたくなった。先週末は久し振りの霞ヶ浦一周で131kmを走った。近年、霞ヶ浦一周以上の距離を走った記憶がない。もしかすると琵琶湖一周や途中越えの鯖街道からの日本海リターンなどをやっていた30年前に遡るのではないだろうか。

晴天に恵まれて、150kmを目標に朝7:45に家を出た。今日は江戸川を関宿城まで北上するのではなく、途中の利根運河を経由して利根川に出る。もとは江戸湾に注いでいた利根川を、江戸に水害をもたらさないように、水田地帯を広げ、東北への海運を便利にするために、徳川幕府が長年にわたり「東遷」して銚子の太平洋にそそぐように付け替えた。江戸川は関宿から枝分かれして江戸湾に注ぐ。その利根川と江戸川をつなぐ利根運河は日本最長(8.5km)だそうだ。いつもと違う風景に気分は上々。

利根運河から利根川へ

利根川に出て、下流に向かったがすぐに工事車両以外立入禁止になったので、しょうがいないので上流に向かった。このあたりにいくつもあるラジコン飛行機の「飛行場」でエアレースに使われているような形の飛行機がカッコ良く飛んでいるので休憩がてら見学していると、お仲間がラジコンのジェット機の準備を始めた。機体のなかに強力な小型プロペラが入っているジェット機風ではなく、ほんとにタービンを使っているらしい。飛行も見たかったが時間がかかりそうだったので、諦めて再スタート。

TXの鉄橋が見える

補給食を食べながら走っていたが急にお腹が空いてきた。なぜかマクドナルドのチーズバーガーが走馬灯のように頭のなかで回り出した。試しに境大橋を渡ってみたらマクドナルド2.2kmの看板を発見。ガタガタの路肩と向風のなか、2.2kmってこんなに遠かったっけと思いつつやっと到着。C59を放置したくなかったので、ちょうど空いていたドライブスルーでチーズバーガー1個だけ注文しようとしたら、バイクはOKだけど自転車はダメと言われた。最近は自転車もバイクと呼ばれるのだが、ここでゴネてもしょうがないので、境大橋のたもとにある道の駅に戻り、屋台の焼鳥2本で少し元気が出てきた。C59に跨ったまま串と容器をお返ししたら「美味しかった?元気出た?」とおばさんが訊くので「はい、美味しかったです、あと100kmくらい走れそうです」とお返事して再スタート。

関宿城と遠くに見える山々

まだ空腹だったので、関宿城の売店で助六寿司セットを食べる。これで後半は補給食だけで持つだろう。江戸川の取水堰を渡り引き続き利根川の上流を目指す。手の届くころに成層圏があるような青空の下、筑波山をはじめ、グルっと山々が見える。よくわからないが、浅間山、赤城山、日光男体山、等々が見えるらしい。東北新幹線を超えて4号日光街道あたりで引き返す。

銀杏がいっぱい

ここまではずっと向風だったような気がするが、関宿城に向かって追風。一気にペースが上がる。あっと言う間に関宿城まで戻り、江戸川の埼玉側を走る。いつもは往路が向風、復路も風向きが変わって向風というのがお約束であるが、今日は江戸川の下流に向かって走るとずっと追風だった。100km近く走ってからの追風は正に神風である。調子良く水元公園の近くまで戻ってきた。目標の150kmが見えてくると欲が出てきた。どうせならプラス10kmしてセンチュリーライド、つまり100 miles = 160 km を走ろうではないか。寅さん記念館も超えて、さらに下流向かって走り続ける。午後になって急に雲が鍋蓋のように上空を覆い薄暗くなってきた。Lezyneのライトを点灯して走り続ける。

利根川と東北新幹線

最後50kmの追風に助けられてなんとか160kmを走り切った。想定以上に時間がかかり、日が暮れてしまったが、この年齢で160kmが走れたことが嬉しい。疲れたからやーめた、とショートカットして帰宅することもできたが、好きなこととは言え、最後まで頑張れたことは良かったと思う。

不気味な空 家路に急ぐ

お疲れ様でした。

本日の走行距離  160.80 km
累積走行距離   1333.91 km
寄付予定額    13,339.10 円