昨年7月に走った渋峠

ツール・ド・フランスが第12ステージ、中盤に入った。7月10日のブログでコルナゴに乗るポガチャルの三連覇は固いと書いたが、そんな簡単ではなさそうだ。ポガチャルのチームUAEから陽性者が出て、彼をアシストすべく選手が何人か脱落している。ガルビエ峠やラルプデュエス峠など、ツールの名所である超級山岳ステージに入って、数に優る他チームが孤立するポガチャルを消耗させるべく執拗にアタックを仕掛ける。その都度、ポガチャルは反応し、また逆に自らも果敢にアタックを仕掛ける。しかし、さすがのツール総合連覇中のポガチャルといえども、孤立無援では厳しい。マイヨジョーヌをヴィンゲゴーに明け渡し、2分22秒の差を付けられて総合2位。最終日のシャンゼリゼ通まで、まだまだ二転三転があるだろう。頑張れ、ポガチャル!!

3連休の初日はゆっくりして、日曜日に荒川サイクリングロードを使って200kmライドにチャレンジしようと思っていたが、木曜日に背中がつってしまった。三宅スポーツマッサージでほぐしてもらったが金曜日にさらに悪化してしまった。これでは200kmどころではなく、C59ライドは諦めた。第2期のラストスパートをかけたかったが、三連休は天気が悪く、いずれにせよ、出撃できそうにないのでしょうがないか。

先日、久し振りに山手線に乗った。車内モニターに映るモノづくりメーカーの広告動画に目が留まった。楽しそうに自転車に乗る少女が家路に急ぐシーンで始まる素敵な動画。と思っていたら、家に着くと乱暴に自転車を投げ捨てるように地面に叩きつけて郵便箱を確認する。お待ちかねだったブツが届いたようで、急いで家に入り、Back to the Futureに出てくるドクのように、なにやら実験・発明をしようとしている。それに必要な部品だったようだ。この動画の広告主はモノづくりメーカーである。企業名はここでは伏せておこう。自転車をこのように乱暴に地面に叩きつける企業が作った商品なんかぼくは信用できない。この広告動画は会社のイメージを悪くしているだけだろう。