特段の事情により京都へ帰省。せっかくなのでC59も一緒に連れて帰る。しかし、ずっと雨。やっと今日の午前中、曇時々晴の間隙を縫って6:00に出撃。雲ケ畑の手前で右に曲がり、ごみ処理場の前を通って貴船~鞍馬方面へ、と思ったらいつの間にか静原~大原方面に来てしまった。あれ!?地元の人に道を尋ねて来た道を戻る。左へ曲がるべきところを真っすぐに来てしまったのだ。昔はあんなに走っていたのに、30年振りとなると記憶が曖昧である。
鞍馬方面にトンネルができていたのには驚いたが、歩行者および自転車は通行禁止なので旧道を行く。各地に災害をもたらしている豪雨のせいで、雨はやんでも、山の斜面から流れ出る水で路面に川ができている。C59を汚したくないので、飛沫をあげないように何度もスローダウンしたが、それでもあっと言う間に貴船神社の鳥居に到着。あれ!?貴船神社ってこんな近かったっけ!?まだ観光客がひとりもいない8時前、ゆっくり自転車の写真を撮る。さらに少し登って降りてくると写真を撮っている人がいたので、シャッターを押してもらった。ぼくの注文に応じて親切に何度も撮ってくださった。感謝
明日のランチに床を予約しようと鳥居の前で開店準備をしているお店の人に訊いたら、川が増水していて床ができるかどうかわからない、且つ、予約は一人1万数千円以上の懐石コースのみ受け付け。もちろん、諦めた。
気を取り直して、鞍馬寺に向かう。あれ!?貴船神社から鞍馬寺ってこんなに近かったっけ!?まだまだ走り足りない。戻って雲ケ畑を走るか?いや、ここまできたら京都のヒルクライム聖地、花脊峠に行くしかない。先日、乗鞍20kmヒルクライムを走ってきたから、花脊も楽勝と思ってスタートしたが、あれ!?花脊ってこんなにキツかったっけ!?
乗鞍は距離は長いが平均斜度は6%くらい。花脊は10~12%が続く。うっ、乗鞍の10倍キツい。写真を撮るフリをして2回休憩しつつ、霧が出てきた峠までなんとか辿り着いた。時間に余裕があれば、このまま京北町~美山町に回り込んでグルっと京都の山々を走りたいが、午後から用事があるのと、午後にはまた激しい雨が降るらしいから素直に引き返す。本日の獲得標高1021m
帰る途中に上賀茂神社に寄って、名物の焼き餅を食べる。白い神馬と一緒にC59の写真を撮りたかったが「暑さに弱いので休憩しています」と立札に書いてありご不在であった。
30年前、三連勝で走りまくった懐かしい京の山々、といってもほんの一部しか走れなかったけど、あの頃の青春が甦る。30年前より楽に走れたところと、30年前よりキツく感じたところが混在していておもしろいが、今より重いギアの三連勝で休憩なしで花脊峠に登っていたのはやはり若さだろうか。
本日の走行距離 51.90 km
2021年7月26日からの累積走行距離 277.90 km
寄付予定額 2779 円
2021年1月1日からの累積走行距離 1922.40 km