自転車レース最大の祭典、ツール・ド・フランスは通常7月の約3週間にわたって開催され、ぼくの誕生日付近にゴールを迎えるが、昨年は〇国ウイルスのせいで中止、と思ったら9月に開催された。そして、COLNAGOとして初の総合優勝を果たし、半世紀にわたる自転車界の七不思議がやっと解消されるという記念すべき大会となった。今年は東京オリンピックの影響で通常より1週間早い6月26日に開幕し、7月18日にゴールする3400km、全21ステージで戦われる。

世界トッププロは3週間でアルプス越えを含め3400kmを走るが、ぼくは本日の101kmで、このブログをつけはじめた2020年7月26日からの累積走行距離が3000kmに到達した。今日はほんとうはツール・ド・フランス開幕に合わせて、ツール・ド・房総半島でもしようかと密かに企んでいたが、今週はキツかったので体力温存でいつもの江戸川CR~関宿城リターンに出撃。西日本に雨を降らせている台風がこちらに来る前に走っておこうとばかりに今日はローディが多く、そのなかでもカップルが目立った。

江戸川CR沿いに4月にできた「竹林カフェ」をいつも素通りしていたが、立ち寄ってみるとまだ時間が早く空いていたのでオーナーと立話することができた。兼業農家だが〇国ウイルスのせいで兼業のほうの仕事が昨年なくなってしまった。それを機に養蜂を始めたので、はちみつをみなさんに提供したくなり、自宅の竹林を上手く利用してカフェをオープンした。目の前の江戸川CRを多くの自転車が通過するので、サイクリスト歓迎の店にしてみた、ということらしい。話だけ聴いて帰りに寄ることにして関宿城まで走り、田植え直後の4月24日から大きく成長した稲を眺めてから復路へ。

あれ?ちょっとピンぼけ

竹林カフェのはちみつジェラートを食べて休憩。オーナー自身は自転車乗りではないと言うように、そのせいか、もう少しレーサーシューズでも歩きやすいように工夫していただきたいが、竹を使ったサイクルラックは秀逸である。いつもひとりでストイック(?)に走っているぼくとしては、なかなか立ち寄ることはないと思うが、カップルやグループで走る人々には嬉しい休憩スポットだろう。実際、復路で立ち寄ったときはけっこう賑わっていた。

3000kmを振り返ると各1000kmがそれぞれほぼ同じ出走回数であり、全体の72%が江戸川で「その他」が28%となっている。自宅から自走で100km超をほとんど信号で止まることなく走れる環境は素晴らしい。その他の平均距離が短いのは車に積んで房総半島や信州など、峠のあるエリアを走ることが多いからだが、2nd 1000kmのその他の平均が伸びているのは霞ヶ浦一周130kmとセンチュリーライド(160km)にチャレンジしたからである。

さてさて、7月25日までにあと何回、走れるだろうか。走行距離はどこまで伸びるだろうか。

本日の走行距離  101.9 km
2020年7月26日からの累積走行距離 3058.01 km
寄付予定額  30,580 円
2021年1月1日からの累積走行距離 1406.40 km