昔、巨人の星という根性野球アニメがあって、オープニングの歌のところで、主人公の星飛雄馬が車の古タイヤを腰から引きずって走っているトレーニング姿があった。そのシーンに被せて「おもいこんだら、試練の道を、行くが男のど根性~」という歌が流れる。「おもいこんだら」というのはもちろん「思い込んだら」であるが、一部の人々は「重いコンダラ」と思い込み、引きずっているタイヤのことを「コンダラ」というのだと勘違いていたという笑い話がある。

新しいタイヤ Vittoria ZAFFIRO SLICK はまさに重いコンダラだった。今朝のシェークダウンで、最初のひと踏みから「あれっ!」と思ったが、今まで履いていたPanaracer Race A EVO4 が200gに対してこの Vittoriaは350gなのだ。やはり、安いには理由があり、高いには理由がある。このタイヤが悪いのではなく、このタイヤは1680円という値段相応の性能はちゃんと提供しており、もっと上の性能が欲しければそれ相応の金を出せということである。

人類史上最強のロードレーサーにして「人喰いメルクス」といわれたベルギーの Eddy Merckx はチューブに空気ではなく水を入れて重くしてトレーニングに励んでいたそうだ。プロのようにレースのときにはレースの機材を使うなら日々のトレーニングに重いタイヤを使うのもいいが、自転車が好きで乗っているだけのぼくとしては日々のサイクリングは快適に楽しみたい。

今回の検証であらためていつものぼくの走りは機材に助けられていたのがよくわかった。やはりC59にはC59に相応しいグレードのタイヤをつけるべきだった。高いタイヤを買う気持ちの踏ん切りがついたので、早速新しい高いタイヤに交換しよう。カードのポイントで買ったのでタダ同然だったが、もったいないといえばもったいないが、非常に良い勉強になった。

本日の走行距離  71.9km
2020年7月26日からの累積走行距離 2901.91 km
寄付予定額  29,019 円
2021年1月1日からの累積走行距離 1250.30 km