金曜日の夕刻、日本代表チームのメカニックのショップ「Limbocycling(輪暮)」で洗浄と簡単なメンテナンスをしてもらった。レースや練習を終えたマシンにまず施す作業だそうだ。日頃のお手入れの良さをお褒めいただいた。新城幸也選手や別府史之選手のマシンのメンテナンスをするメカニックにお褒めいただくなんて、身に余る光栄である。

プロの洗車

ついでに、フロントギアを52-36から50-34に交換してもらった。以前にも書いたが、ぼくのC59は実業団登録して本格的にレースを戦っていた人から譲り受けたので52-36がついていたが、ぼくのような貧脚で使いこなすには重過ぎる。変速機つきの自転車に乗る人にはわかると思うが、「重い」というのは重量ではなく、ペダルを漕ぐのに大きなパワーが必要ということである。プロの世界でも、昔は大きな(重い)ギアをパワーで踏んでアルプスでも超えていくのがプロの矜持だったようだが、ランス・アームストロングあたりからプロでも軽めのギアをケイデンス(回転数)で乗るのが主流になったようだ。ぼくが四半世紀にわたり乗っていた三連勝のフロントギアは50-40だったが、今では50-34がもっとも一般的な組み合わせであり、ひとつ前に乗っていたCLX3.0もそうだった。

めだたんぼーで立たせて撮影

そして、本日、走るつもりはなかったが、予定していた所用が思ったより早く片付いたので急遽お昼前にいつもの江戸川CRに出撃。家を出てすぐにわかるくらい踏み出しが軽くなっている。52と50ではギア比はあまり変わらないような気がするが、実際は、前が52で後が19の組み合わせだと2.74倍であり、50-19では2.63倍、50-17だと2.94倍となり、けっこう変わってくる。そして、数値の上でほぼ同じ倍数でも踏み出しのフィーリングが50の方が軽い。今日は距離にして34.2kmと短いがこれからの走りがさらに楽しくなりそうな予感を感じるのには十分だった。

ついでに買った「めだたんぼー」で写真を撮ってみた。これはアクリルの細い棒で背中のポケットに入れても気にならないくらい軽量で、クランクキャップに引っかけて自転車を立たせる優れものである。いつもは何かにもたせかけるしかないが、これがあるといろんな背景で撮れそうだ。

Lezyneにギアが表示されるようにしてもらった。2F(前はアウター)6R(後が大きい方から6枚目)

本日の走行距離  34.2km
2020年7月26日からの累積走行距離 2365.81 km
寄付予定額  23,658 km
2021年1月1日からの累積走行距離 714.2 km