予告通り今日は江戸川サイクリングロードに出撃したが、強烈な向風に迎撃される。夏場は海からの風なのか往路(上流に向かう)は追い風になることが多いが、今日は左前方から強烈な向風。その分空気が綺麗でいつも見えない富士山が肉眼では見えたのは良かったが、向風がキツイといつもより前傾姿勢をとるので頸に負担がかかり、頸凝り、肩凝りが酷くなる。

肉眼ではもっとハッキリ富士山が見えるのだが・・・

いつもなら往路は時速28-30kmキープ、追い風によっては35kmで走るのに、今日は20-22kmが精いっぱい。Uターンして下流に向かおうかと思ったが、茨城県在住の知人が、そんなしょっちゅう関宿城まで来ているのならその近くの道の駅さかいでお茶しようということになっていたので引き返すわけにはいかない。走れメロスになって走り続ける。

江戸川と外環道 空が綺麗

前方にのんびり走る自転車を発見。速度は遅いがオーラを感じる。お、CinelliのSuper Corsaではないか!!色はアズーロレーザー、メッキされたラグが美しい。ぼくより一回りくらい年配の方に「Cinelliのクロモリ、かっこいいですね」と声を掛けると、「カーボンは乗ったことないよ」と笑っていた。ぼくも余裕ができればCHERUBIMあたりのクロモリが欲しい。

なんとか関宿城に辿り着き、トレイに寄ってから境大橋で利根川を渡ってすぐの道の駅に到着。隈研吾デザインのカフェで猿島茶をwelcome drinkとしてご馳走になった。猿島茶とは茨城県の銘茶でペリーの黒船来航以後、初めて輸出されたお茶が猿島茶なのだ。美味しいお茶をアイスでいただき少しお話して復路へ。

所々追い風もあり、時速30km超をキープできる区間もあったが、往路でかなり脚を使ったので、ラスト15kmは太腿がピクピクし始めた。ヤバい、このままでは脚がつってしまう。軽めのギアでクルクル回しながらなんとか無事帰宅した。

利根川にかかる境大橋

今日の向風は久し振りに挫けそうになったが、昨日の投稿で触れたように、今日110km走るとこのブログを始めた7月26日からの累積走行距離が1000kmを超える。つまり寄付予定額が1万円を超えることになる(1km=10円)。

本ブログのイントロ「明日に向かって走れ!!」で宣言したように、C59で走る1kmに対して10円ずつ積み上げて、収入が不安定な母子家庭などを支援する団体に寄付するつもりだ。なんらかの理由で困り事を抱える子供たちはもっと強い逆風にいつも晒されている筈だ。ぼくがこんな向風で挫けるわけにはいかない。給食費や家庭科の教材費は大丈夫かな?遠足代や修学旅行代は?家計を助けるのに忙しくて勉強する時間がない?優秀なのに家庭の事情で大学を諦めてないかな?

どうして政府は日本に敵対行為を繰り返す国々からの留学生に年間数100億円を使うのに、困り事を抱える日本の子供たちはサポートしないのだろうか。ぼくは単に好きな自転車に乗っているだけである。1km=10円募金は単なる自己満足かもしれない、偽善かもしれない。それを貶す奴は貶せばいい。来年の7月25日までにあと何キロ走れるだろうか。

日が短かくなり影が長くなった

本日の走行距離  112.86 km
累積走行距離   1002.91 km
寄付予定額    10,029.10 円