3年前にFujifilm X10(中古)を買ってご満悦の様子をこのブログでもお伝えしたが、残念ながらぼくの欲しい機能が足りなかった。もちろん、ぼくの事前調査不足だったのだが、ファインダーが単なる覗き窓でレンズの画角が変わっても見え方は変わらず、ファインダー内に絞りなどの撮影情報は映らない。デザインは気に入っていたし、性能も悪くはなかったが、天気の良い屋外で撮影すると、背面のモニターが反射して何も見えない。
それで、あらためてFujifilm X100F(中古)を買ってしまった。X100シリーズは初代から、100S → 100T → 100F → 100V ときて、VI(つまり6代目)が最近になってリリースされた。もちろん、最新が買えるわけもなく(いや、金があっても〇国製のデジカメなんか使いたくない)、かといって、中古も近年のFujifilm人気で価格高騰が続き、新品価格よりも高くなっている。VIが出て少しこなれた感のあるFを買ったが、付属品がほとんどないなど、あまり条件は良くなかったが、清水の舞台から足を滑らせて飛び降りてしまった。
多機能すぎて使い方がまだよくわからないが、近くの河原で試し撮りをしてみた。なかなか良いではないか。以前、OLYMPUS OM4TiBで撮ったものには少し劣るかもしれないが、設定など使いこなせるようになれば、良い写真が撮れるだろう。
明日は背中に背負っていつもの江戸川サイクリングロードを走ってみよう。夏の間に久し振りに下栗の里を走ってみたい。新潟の星峠の棚田や富士山をバックに中野の棚田を走ってスマホでは撮れない風景を撮ってみたい。結局、スマホが一番とならないように、引き続き設定を研究してみよう。いずれにせよ、一番は結局、OLYMPUS OM4TiBとZuikoの単焦点だろう。昔の一眼レフのバックパネルを取り換えてデジカメ化するキットがあるようだが、まだまだ実用性はない。X100Fを使いつつ、いつの日かOM4TiBがスマートにデジカメ化されるキットが発明される日を待つことにしよう。