2020年8月に購入したLEZYNE Super GPSが天寿を全うした。真剣に競技活動をしているわけではないので難しいデータは必要なく、速度、距離、現在時刻、勾配くらいが表示されれば十分なのだが、Super GPSがシマノDi2に連動して、Di2のギアとバッテリー残量を表示してくれたのは重宝した。

次も同じLEZYNEでいいかなと思っていたが、すでにカタログ落ちしていて手に入らない。カーナビのようにサイコンだけでナビゲーションが完結する高級モデルも一瞬考えたがあまりにも高いので即却下。結局、GARMIN 130 plusを買うことにした。

同じ機能だと、BRYTONのほうがGARMINより2万円以上も安いのでBRYTON 15 neoも考えたが、どうやらBRYTONは台湾の会社ではあるが生産国が〇国のようだ。BRYTONよりさらにコストパフォーマンスが高いのがiGPSPORTのようだが、そもそも〇国の会社。GARMINは米国の会社で生産国が台湾。もちろん、日本の会社であるCATEYEも考えたが、スポークにマグネット、そしてフロントフォークあるいはチェーンステイにセンサーを装着する様式は美しくなく、GPSモデルは生産国が〇国。

同じ機能なら GARMINが一番高いが、ぼくにはGARMIN以外の選択肢はなかった。

しかし、ひとつ問題があった。GARMIN 130 plusはスマホなどで作成して事前に登録したルートにある坂の勾配しか表示できない、つまり走っているところの勾配を常に表示するという機能がないらしい。航空分野の精密なGPSからスタートしたGARMINのサイコンが勾配を計測できないなんて馬鹿なことがあり得るだろうか。複数のショップで話を聴いたが、彼らは異口同音に「勾配を表示する機能はない」と言い、一人は「自分もロードに乗りサイコンを使っているが走りながら勾配なんか気にしない」と言い切った。

半信半疑のままアマゾンの大量のコメントを見てみたら、「勾配表示の機能がない」というコメントもあったが、その一方で「他の人が勾配表示の機能がないとコメントしているが、項目を選べばちゃんと表示される」というコメントも見つけた。勾配の理屈は、100m移動して10m高度が上がればそれは勾配10%である。サイコンでは、A地点から何十メートルか移動したB地点での高低差をGPSで計測して勾配を割り出して表示する。よって、短い坂なら登り切ってから % が表示されることもあるが、それくらいの時差は全然問題ない。

LEZYNEで普通にできる機能がGARMINにできないはずはないが、万が一、できなくてもそれは割り切ろうと思って130 plusを買って装着してみたら、ちゃんと「勾配」の項目があり、走りながら「勾配」は表示されている。現在、第1画面で「距離」「スピード」「勾配」「総上昇距離」「高度」「現在時刻」を表示しているが、LEZYNEより画面は小さいにもかかわらず文字がすごく見やすい。

結論:
GARMIN 130 plusは事前登録したルート以外も走りながらちゃんと勾配を表示する。買ってよかった。

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明日に向かって走れ! Riding with COLNAGO C59 & 3RENSHO
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