日本製の Panaracer RACE A EVO 4 を気に入って何本か使っていたが、約3000km走り、サイドウォールに少しひび割れも見えてきたので、いつでも交換できるように新しいタイヤを調達した。引き続き EVO4 でも良かったが、たまには違うタイヤをと情報収集すると、最近は Continental GP5000 と Goodyear Eagle F1 が評判のようである。しかし、それぞれ1本につき1万円超もする。EVO4 は5000円弱。

評価が高いタイヤを試してみたいが、2万円の出費はキツイ。レースでコンマ何秒を競うわけではないので、逆に安いタイヤがどの程度の性能だろうかと思い、Vittoria ZAFFIRO SLICK という1本1680円(送料を入れても2400円)のタイヤを買ってみた。Vittoria といえば昔チューブラーを履いてた時に2980円くらいの安いのを重宝して使っていた。チューブラーはパンクしたら、直せなくはないが、実質、使い捨てなので、2980円でぼくには十分な性能だった。

イタリアンブランドのタイ生産。総体的な見た目はカッコいいが、よく見るとバリなど値段相応であり、幅23mmもちょっと怪しい。昔、SOYO の1本で2万円近い手作りチューブラーの放出品を試しに履いて、おっ!やはり違う、と思ったが、久し振りの安い Vittoria はどんなフィーリングだろうか。EVO4 の200gに対してZAFFIRO は350gもある。チューブとの相性もあるかもしれないが、150gの違いは大きいような気もする。EVO4 がまだしばらくもちそうなので、7月に入ってから交換するとしよう。