筑波嶺の みねより落つる男女川 恋ぞつもりて 淵となりぬる (陽成院)

5時に起きて6時に家を出た。常磐道は意外と車が多かったが順調に流れ、八郷温泉ゆりの郷に7時半に到着。気温が上がる9時くらいまで車の中で本を読んでいるつもりだったが思ったより寒くないので、C59をセットして、シューズカバーを二重にして、つま先用カイロを貼って8時前に出撃。

男体山(871m)と女体山(877m) 実は「女」の方が背が高い

まずはつつじヶ丘を目指してスタート。今日は筑波山から富士山が見えるだろうか、霞ヶ浦の向こうに太平洋は見えるだろうか、と密かに期待しながら登ってみたが、つつじヶ丘は view point のまったくないただの駐車場、レストラン、ホテル、そしてケーブルカーの駅だった。登りの途中でちらちら見えた景色もhazyで遠くまでは見えない。

富士山が見たかった・・・

しょうがないから、42号(笠間つくば)線を筑波神社側に下る。下りきったところが筑波参道口~りんりんロード筑波休憩所。りんりんロードはローカル鉄道の廃線跡を利用したサイクリングロードで、自転車の雑誌が絶賛するので8年ほど前に走ってみたが、二度と走りたくないコースだった。アイディアは素晴らしいのだが、無数の生活道路と交差するため、数えられないほどの車止めがあり、スローダウンを強いられるので走っていて全然楽しくない。その後、改善されているかと思って覗いてみたが、相変わらずのようだ。

今下ってきた道を引き返して風返し峠まで登り、236号(表筑波スカイライン)のアップダウンを走しる。タイヤを鳴らしながら走ってくるイチビリ車を含め、けっこう車が多いので、不動峠で138号(石岡つくば線)に逃げる。ここの路面はかなり粗く油断をするともんどり打って転倒しそうになるが、そのせいか、車も来ないので、静かな林道を楽しみながらゆっくり下る。不動峠は自転車の雑誌でこのエリアの代表選手のようにいつも紹介されるのだが、北条方面は工事中で通行止めなので、八郷側に下る。

不動峠

高速出口から車で走った138号(フルーツライン)を自転車で走ってゆりの郷に戻ってきた。以前、温泉に入って、JAがやっている食堂で食べたつくば鶏の唐揚が食べたかったが、〇国ウイルスのせいで営業が変則だったので、温泉も食事もしないで帰ることにした。フルーツライン沿いの苺農家直販の美味しそうな苺を買って帰る。

久し振りのヒルクライム。最大勾配はLezyneが一瞬18度を示したが、けっこう登れたと思う、亀のようにゆっくりと。

アナログ人間だからルートを作成するアプリとかよくわからない (-_-;)

万葉の昔から、様々に詠まれる筑波山であるが、百人一首にも選ばれている陽成院の短歌はあまりにも有名である。陽成院は清和天皇の第一皇子として876年、9歳で第57代陽成天皇に即位したが病のために884年に譲位している。一説によると「乳母を手打ちにしたり、宮中で馬を乗り回したり、小動物に悪戯をして殺生を重ねた」(笠原英彦著 「歴代天皇総覧」p. 147)など数々のご乱行が原因ともいわれている。長生きして949年81歳で出家して、その後まもなく亡くなっている。

そんな素行不良の人物がこのようなロマンチックな歌を詠むなんて、どんな恋をしたのだろうか・・・。

本日の走行距離 41.0 km
2020年7月26日からの累積 1861.01 km
寄付予定額 18,610.10 円
2021年の累積走行距離 209.40 km