
これを書いているのは27日(月)だが、26日はタディ・ポガチャル(スロヴェニア)が予想通り、5回目のツール・ド・フランス総合優勝を達成した。最近のコルナゴはエルネストを中心とする家族経営からすっかり変わってしまったと嘆く声も聞くが、それはそれとして、コルナゴ乗りとしては素直に喜ぶことにしよう。
ツール・ド・フランスの総合優勝5回は、1950~60年代のジャック・アンクティル(フランス)、1960~70年代のエディ・メルクス(ベルギー)、1970~80年代のベルナール・イノー(フランス)、1990年代のミゲル・インデュライン(スペイン)に続く5人目である。そのうち5年連続はインデュラインのみ。1999~2005年にランス・アームストロング(アメリカ)が7年連続総合優勝したが後にドーピングが発覚してすべての記録が剥奪された。

ポガチャルの年齢、まだ27歳!!を考えると、総合優勝の回数はまだまだ伸びそうだ。2020年のポガチャルの初優勝までコルナゴにツールの総合優勝がなかったのは自転車界の七不思議だったが、自転車の性能というより、個々の選手の実力のみならず、アシスト選手を含むチームの総合力に大きく左右されるのが総合優勝である。
さて、前回7月21日を今期(2025年7月26日~2026年7月25日)の最終出走とし、7月26日(日)の第7期のスタートを5年振りの乗鞍にしようと思っていたが、諸事情により、25日に霞ヶ浦を走ることになった。せっかくなので、ちょっと欲張って、以前から観たかった茨城空港に展示されているF4ファントムも観に行くことにする。
常磐道から順調に歩崎公園の駐車場に到着し、まだ曇っている7時過ぎにスタート。霞ヶ浦大橋より北を回って茨城空港を目指すが、左手に見えるはずの筑波山は残念ながら雲の中。湖畔を外れる頃にはすっかり晴れわたり、絶好のサイクリング日和となった。思っていたより距離があったが、茨城空港のターミナル横の公園に到着。

日本の空を半世紀近く守ってくれたF4ファントム2機に最敬礼。ぐるっと回って動画を撮ったり写真を撮っていると、駐車場からコロコロしながら歩いてきた大学生と思われる女性二人が可愛く「こんにちは」と言ってくださったので、思わず「今日はどこ行くの」と訊くと、栃木から車で来て、飛行機で沖縄に行くらしい。なるほど、なんで茨城に空港が?と思っていたが、そういう使い方があるのか。確かに、ターミナルや駐車場は人や車でけっこういっぱいである。

念願を果たし、湖畔に戻る。大橋のたもとの道の駅たまつくりで、今どきの本格的なロードレーサーに乗る可愛い彼女とかっこいい彼氏の若いカップルとお話しさせていただいた。どうやら彼女のほうが先に自転車を始め、前を走るのも彼女らしい。ぼくの山岳賞ジャージを見て、峠もよく走るんですかと言いつつ、C59 + Ultegra Di2 + ZONDAを褒めてくださった。なんて素敵なカップルだろうか。
道の駅の隅っこで、外来種のアメリカナマズやダントウボウなどを回収している県の方とお話する機会があった。釣り人から外来種を回収し、重さに応じて地元産の漬物などがもらえる引換券をお渡しする。回収した外来種は、加工され養殖魚や家畜の餌となる。琵琶湖もブラックバスやブルーギルによって在来種が駆逐されている。霞ヶ浦の名産のワカサギやシラウオが激減して名物の佃煮を作るのに北海道から取り寄せているらしい。外来種を駆除する地元の方々の地道な努力に特大感謝であるが、そもそも、在来種に危害を加える外来種を入れないのが一番の対策である、と声を大にして言いたい。

時計回りに霞ヶ浦を南下していくと風が強くなってきた。ぐるっと一周すると、必ずどこかで向風になるが、この風は波しぶきがかかるくらいで今まで何度か走ったなかで一番強い。予定より遅れて予科練記念館に到着したが、残念ながら実物大の零式艦上戦闘機はすでに格納庫に納めれれていた。
最後の10kmはずっと強い向風でヘロヘロになりながら、歩崎公園まで戻ってきた。走行距離が153kmとなり、いつもの一周よりプラス20kmくらいか。この距離は2024年10月の霞ヶ浦(137km)以来だが、150km超となると、2022年8月の犬吠埼(185km)以来か。翌日に58歳になるおっさんとしてはよく頑張ったと思う。
動画はこちら

これで第6期の走行距離が1999.41kmとなった。あれっ!!あと1km走ってたら、ちょうど2000kmになっていたのに、残念。支援先はいろいろ考えたが、世界で初めて全盲・全聾で大学教授になった東京大学の福島智教授の研究支援に、まるめて2万円を寄付させていただいた。ヘレン・ケラーが目標にしていたという塙保己一記念館や温故学会を訪れて感動したので、自称日本のヘレン・ケラー(?)の福島教授を応援することによって、障害者の活躍が応援できれば幸いである。福島教授の半生は「桜色の風が咲く」という映画にもなっている。
距離は伸び悩んだが、第6期も多くの方々に支えられて元気に走ることができ、58歳の誕生日を迎えることができた。ありがとうございました。第7期も走り続けます。
本日の走行距離 153.91 km
2025年7月26日からの走行距離 1999.14 km
寄付予定額 19.991円
2020年7月26日からの累積走行距離 12,287.46 km
SCを出てChicagoまで 477.54 km