
我が国建国以来、最大の国家存亡の危機に直面している現在、私心を捨てて命懸けで我が国を欧米列強から守り通した維新の志士の墓を訪ねてみたくなった。とくに、高杉晋作は、1863年、下関海峡で戦った英国との和議に際して、英国の要求を飲まざるを得ない状況にありながら、ひとつだけどうしても譲らず拒否したことがある。

それは彦島の租借である。欧米列強に浸食される上海で「犬と◯国人、立入禁止」の立札を見ている晋作は、日本の国土を1ミリでも英国に渡せば第二の香港になることを正しく危惧していた。今の日本は外国人に土地を買い漁られて取り返しのつかない状態になっている。今こそ晋作の尊王攘夷に学ぶべきであろう。

坂本龍馬は司馬遼太郎の作品で過大評価されているという意見もある。船中八策は実は横井小楠のパクリであるとか、トーマス・グラバーなど英国側の工作員だという説までもある。実態はよくわからないが、いずれにせ、龍馬も今の日本を大いに嘆いているに違いない。


再び我が国を御守りくださいと維新の志士たちに掌を合わせる。
