
昨日は仕事帰りに歩いて靖國神社に赴き、英霊たちに日本国の御加護をお願いしてきた。さて、この週末はどうしようか、天気予報は曇りなので、ゆっくり読書かな、と思いつつ、意外と陽射しが出てきたので、軽く荒川を流そうかなと出撃。
荒川に出る遥か手前で、侍の図柄のサイクルウェアで揃えた西洋人6人のロードレーサーを見つけた。あまりに珍しいので、信号待ちをしている間に話し掛け、しばらく後ろを走らせていただくことにした。走りながらの断片的な話だけど、どうやら宇都宮(と言ったような気がする)まで140kmを走る予定で、最終的には札幌まで行くらしい。どういう集まりかよくわからなかったが、bmc、Eddy Merckx、CANYON、SPECIALIZED、Cannondale、Elves、の6人はドイツやオーストリア、リヒテンシュタインなどから来ている大男たち。

三郷から江戸川に出て、流山から利根川の新大利根橋を渡る。よくわからないルートだが彼らのナビが示す宇都宮(?)へお薦めルートなのだろうか。

190cmはあろうかという大男たちの後ろを走るのは、富原忠雄(徳島43期)の番手を走る佐々木昭彦(佐賀43期)の気分。風の抵抗という点では楽だが、しかし、いつも一人で走るときは時速25km巡行のぼくが、いくら大男の番手とはいえ、時速35~40km追走はまるで脇本雄太(福井 94期)の後ろで千切れる近畿のS級選手のようなものか。
今日は山岳賞ジャージのレプリカを着てコルナゴに乗っているので「タデイ・ポガチャルのように登りに強いのか」と訊かれたので、「いや、そういうわけではないけど、ぼくは小さいからポガチャルというよりアルベルト・コンタドールかな」というと「わかるわかるコンタドールね」というような会話がはじめの方ではできたけど、30kmほど走ったあたりでいよいよ苦しくなってきた。信号で止まった時に、そろそろ限界だから、千切れても気にしないで走り続けてねというと、頑張れ、トレーニングだ、札幌まで来い、と励まされた。

一度は視界から消えるくらい離されたが、信号のタイミングで再度追いついたので、小貝川の橋を渡ったところで一緒に記念写真を撮って、ぼくは引き返すことにした。リヒテンシュタインの人を生で見るのは初めてだよと言うと、なんせ数が少ないからね、と笑っていた。
最短距離と思われる不思議なルートをそのまま戻ることはできず、つくばエクスプレスの守谷駅周辺で迷いに迷って、松戸競輪の近くを通ってなんとか見慣れた江戸川まで戻ってきた。

途中で通り雨に降られたり、かなりキツかったけど、非常に楽しいライドだった。日本でのサイクリングを楽しみ、それぞれの国に帰ったら、日本がいかに素晴らしい国かを伝えていただきたい。
本日の走行距離 87.83km
2025年7月26日からの走行距離 225.86km
寄付予定額 2259円
2020年7月26日からの累積走行距離 10,514.18km
(Los Angeles を通過して +1,700.18km)
(South Carolina まで残り 677.82km)