記録を辿ってみると諸事情により三連勝を手放したのが2015年1月なので、9年振りの三連勝。レストアされたものではなく、大切に室内保管されていた「当時物」であり、国宝級のコンディションである。コンポーネントは、DURA-ACEと600 Ultegraの間に位置していたシンプルで美しい Sante で組まれている。

国宝級ではあるが、さすがに部品によっては経年劣化は避けられない。ブレーキブラケットのゴムが劣化しているので、ネットオークションで検索すると新品が出展されていたが高価なので諦めて、ほぼ同じ形状の吉貝 DIA-COMPE を新品で見つけた。ブレーキレバーが右手=前、左手=後ろの日本仕様なので、ついでにブレーキワイヤーとバーテープも交換して左右をスイッチして欧州仕様に変更。

タイヤは泥ひとつ付着しておらず、紫外線も当たってないのではと思われるくらい綺麗な状態だが、チューブと一緒にパナレーサーに交換。600 にトゥクリップが付いているペダルは COLNAGO C59 と同じ LOOK に換えたいが、クランクのねじ込み穴が貫通してないので、単純には付け替えられない。600 の中古クランクを入手したら LOOK に換えようと思うが、しばらくはスニーカーで乗るしかない。

さて、軽く試走する。自転車の雑誌やインターネットなどで、多くの評論家や素人があれやこれやと論じているようなカーボンとクロモリの違い、どっちのほうが固いとかしなるとか、ぼくにはよくわからないというのが正直なところだ。強いて言えば、路面からの突き上げがクロモリのほうがソフトな気がする。しかし、カーボンとクロモリの違いなんてどうでもいい。

大事なことは、今、ぼくは極上の三連勝に乗っているということだ。

本日の走行距離  25.00 km
2024年7月26日からの走行距離 494.30km
寄付予定額  4943円
2020年7月26日からの累積走行距離 8237.31 km
(LAまで残り 576.69km)