本土寺 山門

「文化の日」は本当は「明治節」(明治天皇の誕生日)であり、今年は生誕170年である。多くの御製を詠んだ明治天皇が文化を大切にしていたのは言うまでもないが、文化の日と変えてしまったのはGHQの占領政策であり、主権を回復してすぐに明治節に戻すべきだったのではないか。

暖かい陽射しの今日はC59ライドでも良かったが、車で松戸市平賀の本土寺を訪れてみた。源氏の名門、平賀家の屋敷跡に1277年に建立された日蓮宗のお寺。最近暖かい日が続いたせいか、紅葉にはまだ早かったが、思っていたより広い境内にある桜・紫陽花・藤・花菖蒲・紅葉が四季折々楽しませてくれそうな素敵が空間だった。

木々に囲まれて「秋山夫人の墓」がある。えっ、誰!?と説明を読むと、甲斐の武田家から徳川家康の側室となり、家康の第5子「万千代」を生んだ。万千代は後に武田信吉と名乗り武田家を継承する。現在の墓碑は信吉の甥にあたる水戸光圀が1684年に建立したとされる。

秋山夫人の墓

明治節~文化の日としては有意義な一日だった。