
GWは三連勝を積んで京都に帰る。
30数年振りに山中越を走ってみた。山中越は京都から比叡山の山中を通って滋賀の琵琶湖畔に出る峠で、距離はバプテスト病院付近からピークまで約7kmと短いがけっこう登りはキツく、それもそのはず、競輪最多1341勝の松本勝明選手(京都 期前)が鍛錬していたらしい(出典: 松本勝明 著『千三百四十一勝のマーチ』日刊スポーツ新聞社 P. 32)。当時はGPS対応のサイクルコンピューターなんか存在しなかったが、今回の最大勾配は最初のほうのヘアピンで13%でその後は5~10%くらいだった。このヘアピンは距離が短いの正確な勾配は出ないが、20%という説も見かける。

峠のピークに比叡山ドライブウェイの入口があり、延暦寺に通じるはずだが、残念ながら自動車専用道路で自転車は入れない。そのまま琵琶湖側に下ってまた登ってくるか迷ったが他にも用事があったので(本当は体力的にキツイので)、途中の展望レストランのようなところまで下って写真を撮って引き返すことにしたが、レストランは廃業されていた。

昔は琵琶湖側まで下って、琵琶競輪場あたりで折り返したり、そのまま湖岸を北上し、途中越で三千院の前を通って戻ってくることも多かった。競輪が開催中は「お兄ちゃんも競輪選手目指してんのか」と声を掛けられることもあったが、すでに競輪場は廃止されてしまった。近くの近江神宮のご縁で高松宮杯競輪が毎年5月に開催されいたので、三条京阪から浜大津に出て、そこから無料バスで全盛時の中野浩一(福岡 35期)や井上茂徳(佐賀 41期)を観に行った。競輪場跡地が気にもなったが、それを見ると寂寥感に苛まれそうで、下りの途中で引き返して正解だったかもしれない。

写真を撮るふりをして2回ほど休憩したが、初代3RENSHOのインナーは40、2代目3RENSHOでも39、リアは最大23と変わらず、なんとか登り切ることができた。
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本日の走行距離 33.98km
2024年7月26日からの走行距離 1900.56km
寄付予定額 19,006円
2020年7月26日からの累積走行距離 9643.57km
(Los Angeles を通過して +829.57km)
(South Carolina まで残り 1548.43km)