自転車の雑誌が薦めるコースなども参考に、いつも一人で走ることが多いが、最近は自分のなかでマンネリ化していたので、Cycling Friends 主催の「富士宮高原ライド」に参加させていただいた。「日本の隠れた魅力を探究する」「観光名所の混雑地を避ける」「絶景、食、文化、仲間を大切にする」というコンセプトはまさにぼくが目指すところであり大いに共感する。
(※上記のリンク、参加者限定ページもあるかもしれません)

棚田を見ながらちょっと休憩(提供: Cycling Friends)

前日の土曜日、なるしまフレンドで久し振りにリアディレイラーの微調整をお願いした。以前、写真撮影中に倒してしまって、右のエンドが歪みやすくなってしまったのか、多少の異音を感じていた。機械式ディレイラーの調整は自分でもできる、電動Di2もできなくはないが、たまにプロに診てもらう。「すごく綺麗にしてるね~チェーンなんか全然汚れがつかないね~」とお褒めいただいた。が、しかし「チェーンは綺麗だけど、かなり伸びてしまっているので交換したほうが良い」と言われたので早速交換。

日曜日は朝の4時に起きて、集合時間の8時よりかなり前に到着した。この日はロードバイク初挑戦の高校生、ロードバイクを最近買ってもらった中学生と電動アシストのお母さん、大阪から駆け付けたグラベル乗りなど、8人の小グループで和気藹々と棚田の絶景ライドを楽しんだ。棚田を見下ろしながら休憩していると農家の方が「こないだあの辺に熊が出たんだよ」「昔はあの木はもっと低くて富士山が見えてたんだ」「来年の田植え後にまた来てね」と話してくださった。こんなちょっとしたコミュニケーションが嬉しい。途中に立ち寄った朝日滝や陣馬の滝により火照った身体をクールダウン。お昼御飯は絶品の蕎麦と虹鱒。

音止めの滝

まったく土地勘のないエリアでこのようなコースを自分で構築するのは難しい。棚田マニアとしては田植え後の水鏡と小金色に実った棚田を毎年訪れたいと思う。この日は結局、富士山は顔を出してくれなかったが、次回はぜひ富士山をバックに棚田の絶景を見てみたい。そして、瑞穂の国、日本がソーラーパネルに犯されることなく、いつまでも美しく護られることを切に願う。

追伸: 本日の走りでなるしまフレンドのチェーン交換とディレイラー調整に絶大な効果を感じた。まったく異音なくすべての組み合わせでシルクのように滑らかに動く。いつの間にかスプロケットとチェーンに隙間ができてガチャガチャしていたようだ。少しずつの変化にいつの間にか「こんなもんだろう」と気が付かないでいたが、やはり、たまにプロに診ていただくのは大事である。

動画はこちら

本日の走行距離  49.60 km
2024年7月26日からの走行距離 365.50km
寄付予定額  3655円
2020年7月26日からの累積走行距離 8108.51 km
(LAまで残り 705.49km)